☆CPM製ロアレインフォースメント装着 (MINI R55クラブマン)

Posted: 2010年9月11日 カテゴリー: 趣味, MINI, 思い出

☆2010年9月11日(土)

 

横浜都筑区にあるEX-FORMさんにて、

ロアレインフォースメント(LowerReinforcement)と

呼ばれるパーツを装着しました。

 

     

 

スチール製の四角い純正パネルを取り外して

    CPM製のアルミパネルに交換するだけ・・・

 

油圧ジャッキとリジットラックがあれば、

  DIYでも簡単に出来そうな作業であります。

 

そもそもこの「レインフォースメント」とは何か?

  ・・・という事から、予備知識として、少しだけ触れて

    おきたいと思います。

 

簡単に言うと「補強材」のコトでありまして、

 例えばボンネットなどのパネル裏の骨組みや、

 衝撃吸収のためバンパー裏などに備えられた

 骨格のことを「レインフォースメント」と呼びます。

 

今回のテーマである「ロアレインフォースメント」とは、

   要は「床下の補強材」ということになります。
 

 

MINIをジャッキアップして、フロアー下部を見上げますと、

エンジンルームから後方に向けてエクゾーストパイプ(排気管)が

通るトンネルが中央部にありまして、このトンネルを跨ぐ形で

左右フロアーの真ん中に黒光りする純正品が取付けられています。

 

スチール製ではありますが、なんせ純正品ですので

   強度という意味での余力はありません。

 

コストを考えて最適化はされておりますが、

 「重くて弱い」というのが正直なところであります。

 

これをぶ厚いアルミ合金製のパネルに置き換えることによって

 シャーシ強度を上げようというものです。

 

・・・「そんな、たかが板一枚で何が変わるの?」って、

 バカにしているそこの貴方、これが思いのほか変わるんですよっ!

 

そりゃー、ロールゲージやスポット増し、ウレタン補強などの

 本格的な補強に比べりゃたいした事はありませんが、

 なんとなくタワーバーを入れる位なら、

 こっちの方が効果が判り易いのかもしれません。

 

この製品を実際に装着して、私が感じた点について

  以下に紹介したいと思います。

 

(この評価は、超個人的且つ主観的なレビューとなりますので、

 その辺は、あらかじめ御了承願います)

 

    

 

CPMを装着して、まず一番初めに効果を感じたのは、

  EX-FORMさんの駐車場を出る時でした。

 

縁石の小さな段差を越えて道路へと降りるのですが、

 サスアームがしなやかに動いてショックを吸収するという、

 しっかりと本来の働きをしているというのがとても良く判りました。

 

ウレタン補強をした時も同様な感覚があったのですが、

 本来動くべきところではないボディについては、振動や

 外部からの応力等では、歪んだりせずに強固なままで、

 衝撃を吸収すべきサスアームがしなやかに衝撃を受け止め

 仕事をしているということが明確に感じとれました。
 

 

 このCPMの効果は、それに近い感覚であると言えます。

 

一般的に「強化・補強系」に属するチュニングは、走行性能との

 引換えにより、手を加えた部位がガチガチになって、

 乗り心地が妙に悪化したり、場合によっては全体のバランスを

 崩してしまい一応サーキットタイムは出るけど、街乗りでは

 かえって乗りにくくなってしまったなど、もろ刃の剣のような

 一面もあったりします。

 

・・・ですが、この「ロアレインフォースメント」については、

  心配するようなマイナス面は一切感じられません。

 

ボディ剛性があがることにより、サスアームの動きが

 しなやかになり、走行安定性が更に向上するという・・・

 

たかが1枚の板ですが、それから得られる効果には

 正直驚かされるものがあります。

 

   

 

その後、家に向かって第三京浜右車線をいつもの如く

バリバリと走ったのですが、直進安定性とレーンチェンジの安定性が

更に向上したことを最後に申し添えておきましょう。

 

 

  「安い、早い、巧い」と3拍子が揃ったお手頃なこの商品。

 

走行性能に拘りがあるという「違いが判る」MINIオーナーさんへ。

 

    

 

 「MINIいじり」の第一歩に如何でしょうか?

 

 

 

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