いやぁ~っ、参った、参ったぁ~。
流石は、師走といいますか、公私共にトラブル続発でした。
仕事の方も、相変わらずの状態(火の車)だったのですが、
プライベートの方でも 実は色々ありまして・・・
このブログが 一時的に停止していた一番の原因というのは、
立て続けに起こった「パソコン関係」のトラブル、故障等が挙げられます。
まあ、自分の「チョンボ」も これらの原因の一つに入っているのですが・・・
前回、NAS(Network Attached Storage)のHDDが1台死んだという事を
このブログに書きました。
このNASは、HDL-GTR1.0というモデルで、自分はRAID5にて
運用していました。
「RAID5」構成の場合、仮にHDDが1台死んだとしても、
新しいHDDとホットスワップにて差し替えることで、自動で復旧、
RAIDの再構築をしてくれます。
なので、1台死んだとしも 本来は恐れるような話ではないはずなのですが、
我が家の場合、RAID5に加えて「暗号化」というものを掛けていました。
これは、データ盗難を防止するためのもので、専用のUSBキーが
無いと内部データの読み出しができません。
もし、自分が不慮の事故等で死んだとしても、ある意味安心???
要は、他人の手に渡っても良いようにと本機の購入時に設定しておきました。
・・・・が、すっかりその事を忘れていたのです。
HDDが死んだついでに、1Tの容量を4Tに替えてしまおうかと
いつものように悪い虫が目を覚ましてしまい、
何気に故障していないHDDも抜いてしまいました。
(もちろん本機の電源はOFFの状態ですが、この時、実は何も考えていません)
新しいHDDを入手し、故障HDDを交換してデータ復旧後にBACKUPを取ろうと
元に戻して電源を再投入したのですが、「RAID崩壊」という警告が・・・
慌てて原因を調べてみると、先の「暗号化」の関係で、
故障していないHDDを抜いた時点で初期化が掛かる仕組みとのはなし・・・
OH!! NOOOOOOO~!!!!
はい、泣けてくるほどの 超初歩的なミスです。
でも、今となっては 取り返しがつきません。
・・・つまり、中身は一瞬にして マッサラという訳です。
一応、プロのデータ復旧業者何社かに対して
その後連絡を取ってみたのですが、RAID5のNASの場合、
ちょっと対応は無理ですという業者が1社。
(どうやら、あまりスキルが高くないと思われる・・・)
同様にRAID5の場合は、復旧が非常に困難で容量1Tの場合、
最低でも300万位掛かるというのが1社。
(300万なら、潔く諦めます)
一番信頼度の高い会社でも、通常のRAID5(容量1T)の場合、
100万前後復旧に費用が掛かってしまうし、
データを復旧できる確立は状況により変わってくるとのこと。
今回のように暗号化処理をしている場合は、
データ盗難防止措置の関係上、まず復旧は不可能という話でした。
(同様な状況で、実績としても成功例は無いとのこと)
各会社の担当者が口を揃えて言ってたのは、
大容量のRAID5という仕様は、実は非常に危険であって、
UPSを装備していればまだしも 停電等で電源が落ちただけで、
RAIDが崩壊して復旧不能になるケースが非常に多いんだって。
RAID5を過信して、バックアップを取っていなくて
電源断やHDD交換時のトラブル等で復旧できなくなって
困って相談に来るお客さんが、NASの普及に伴って最近とても多いとのこと。
プロの皆さんが言ってましたが、大容量のRAIDこそバックアップは
大事なのだと言ってました。
さて、消えてしまったものは 悔やんでも仕方がありません。
ブログ用に取っておいたデータもきれいさっぱり消えてしまいましたので、
後でアップしようと思っていた記事(写真)や
同様に再復旧が必要な「SoapBox」にアップしていた
ビデオデータなどは、全部っパア~です。
(妻の分も含めて、我が家のデータ全てが一瞬で飛びました)
幸い、MACの「i-Photo」の中にあった写真データと、
「iPHONE」の中に残っていたデータだけが何とか無事に残る事になりました。
これによって、近々でダメージがあったのが「年賀状」です。
去年の年賀状を元に住所録DBを全てを打ち直しです。
(まるで仕事を延長しているみたい・・・)
ここで問題となったのが、昨年以前の年賀状が
ほとんど処分しちゃって 手元に無いということ・・・
つまり、喪中等にて昨年年賀状を受け取っていない人は、
宛先が判らないので、出せないということ。
まあ、ここは開き直って、来年、年賀状を受け取ってから、
「遅れてごめんなさいっ!」ってことにするしかないかぁ~。
・・・ちなみにその後、HDL-GTRの4.0化は
まったく問題なく終了しました。
どうやらtelnetを有効にするためにファームをいじるような
マニアックな手法もあるようですが、
後にハード的な故障が発生したとき、メーカでの修理が
受けられなくなるリスクがあるので、
最も単純なHDDの入れ替えによる方法を採用しました。
これにより、容量1Tから、一気に4Tに
・・・これで、当分、容量不足に悩むような事はないでしょう?
そーいえば、最近のHDDは、静かで発熱もほとんどなくて
とても優秀ですよねぇ。
なんたって、容量が1T/台もあるのに 安いし・・・
・・・その昔、80GのHDD(12000円/台×4)を
わざわざ、札幌から秋葉まで買いに来たのは一体何だったのか?
こんなところで、時代の進歩をヒシヒシと感じます。
我が家のHDL-GTR改は、以前のような騒音はほとんど無く、
聞こえるのは本体のファンの音くらいです。
HDD自体は、本当に稼動しているか判らないほど静かですし、
以前はファンヒータ並みのとても熱い排気(熱風)も
今ではちょっと生暖かい風がそよそよ出てくるだけです。
同じ筐体なのに こんなにも違うものなのかと
思わず感心してしまうほどです。
何故か、ハプニングというものは 不思議と続くもので、
以前、妻のMACBOOKの「キーボード」が故障したのですが、
先のNASの一件が落ち着かないうちに
今度は、自分のMACBOOK-PROが故障しました。
故障の状況は、電源入れても画面は真っ暗・・・・
HDDは動いているようだけど、真っ暗だから何も判らないという状況。
もちろん、サブモニターも一緒に真っ暗・・・
早速、先日も行った「Genius Bar」に予約を取って
状況を見てもらったところ、ビデオメモリーにエラーが出ているとの診断。
どうやら、NVIDIA GeForce 8600M GT(グラフィックプロセッサ)を
搭載した一部のMACBOOK-PROにおいて不具合が報告されているとの事。
これまた、妻と同様に「無償修理」してもらう事になりました。
さすがに私の場合、妻の時のようなFAST対応(即日修理)は、
無理でしたが、修理に要した日数は3日程度だったので、
非常に迅速な対応であったと言えます。
修理ついでに、トラックパッドとパームレスト部が新品になっていました。
先日の「NASの改造」によって、今まで沈黙を守り続けていた
パソコン改造に対する「自己リミッター」がついに解除されてしまいました。
これによって、わたくしMARKの愛機であるMACBOOK-PROにも
同様に手を出すこととなりました。
詳細について、気が向いたらそのうち軽く紹介するかもしれませんが、
結構めんどくさいので、しない可能性が高いです。
今日は概要だけ、ちょこっと紹介しますね。
改造したのは、以前からも宣言していた内蔵ストレージの交換、
もちろん今更大容量のHDDなんて、
そんなものを入れる気なんてサラサラありません。
今回、チョイスしたのは、以前より気になっていたSSD。
インテル製のSSD、X25-M 160Gです。
ついでと言うのも変ですが、「やるなら一気に!」
ということで、OS(Windows)も替えてしましました。
MACの環境は、そのままSSDに移行して、
「64bitのWindows7」をクリーンインストールしました。
おそらく、私の持つMACBOOK-PRO(2007年6月)モデル、
MA896J/Aで、これらを「完全に成功」させている人は、
まだそれほど居ないのではないかと思われます。
( Appleの正規アナウンスでは、対応していないことになっている)
もちろん、ドライバー類は全て問題なく正常稼動しています。
(今まで通りすべての機能が使えています)
ワイヤレスキーボード(アルミ)、マジックマウス(マウスは縦スクロールのみ)、
NASも認識してますし、BOOTCAMPも問題なく動いております。
(どうやら動かないという人が多いようですけど・・・)
あとは、元々持っていたXPのアプリケーションが
どこまで使えるかですねぇ~。
(こっちが最大の難関かぁ~・・・)
とりあえず、ハード面については、
今回、一通りの事をやってしまったので、
また「改造の虫」を抑えるべく、自己リミッターを作動させるとしましょう。
妻の機嫌も悪くなるしねぇ~。
最後に、先日、インフルエンザ(新型らしい)に掛かってしまいました。
まあ、明日位には完治するでしょう・・・たぶん。
>2009.12.29