☆9月7日(日) Ritz SUPER FUZE
1本のヒューズ・・・
たかがヒューズ、されどヒューズ。
1本のヒューズがこれほど話題になるとは、誰が想像できただろうか・・・
今宵はあるヒューズについて、熱く語ってみたいと思います。
・・・by MARK
ららぽーと横浜のセントラルガーデン・ステージに中村中(なかむらあたる)が
来るとの情報を妻がキャッチしました。
上から読んでも下から読んでも・・・
・・・っていうか、「あたる」って読めなかった。(汗)
当日、MINIのドライブを兼ねてららぽーと横浜に出掛ける事となりました。
この日の「Weekend Music Live」については、別のBLOG記事にて紹介するとしましょう。
(多分・・・いつか・・・忘れるかもしれないけれど・・・)
中村あたるのライブを見て、買い物を済ませたあと、屋上駐車場の奥の方にて、
怪しい・・・
とっても怪しい・・・・・
・・・・・・・
何が?って、
そんなところでヒューズ交換している自分がとっても怪しかったりして・・・
客観的に見て・・・不審者そのもの。
だって、北海道と違って東京って作業するスペースが何処にもないんだもんっ!!
3回目の追加交換と書きましたが、最初の交換は、「おたく」達の聖地である秋葉原にての入手。
ラジオ会館4Fの(有)インパルスよりヒューズ3個を購入したのが始まりでした。
対象となったヒューズは、助手席側ヒューズBOX内のカーステレオとノイズの発生源である
EFIのヒューズです。
当初は「たかがヒューズ交換」とあまり期待していませんでした。
・・・っていうか、全く期待してなかったかも。
伝送ロスが軽減される事で、
「まあオーディオの音がちょっと良くなる程度か」と、軽~く考えていたのですが、
交換により当方が思っていた以上の効果を感ることになりました。
「・・・?!、おおっ、こりゃ~面白い」
どうやら「違いが判る男」だったようで安心しました。
音の「輪郭に締りがでた」上にエンジン振動が静かになり、
アクセルレスポンスが良くなったのです。
これに気を良くして、Yahooオークションを利用してさらに5個ほど追加。
負荷の大きな回路と一部ECUや制御回路関係を交換してみることにしました。
購入を3回分けた理由ですが、定価では1個1050円もする値段が関係しております。
庶民の自分にとっては、合計すると結構高額な出費となるので、一度にまとめて買えません。
2回目の購入はとりあえずファンやエアコンなど、「15A」~「30A」クラスの
アンペア数の大きいヒューズが主な対象でした。
これにより、さらにアクセルレスポンスが改善され、実際光量を測定した訳ではないのですが、
ヘッドライトも気持ち明るくなったのではないかと感じました。
・・・そして今回が3度目の追加交換。
某ショップより型遅れのヒューズを「半額」にて入手。
端子が今の金メッキではなく、クロームメッキ処理となっていました。
そーいえば、たしか初回購入時は、金メッキとクロームメッキ処理が選択出来たように思います。
(値段は・・・忘れた)
要は昔のモデルの売れ残りですね。
費用対効果で考えると、半額の値段で整流効果とノイズ除去効果が得られればこれで十分です。
良く、プラシーボ(Placebo)効果とかオカルトチューンとか言われているようですが、
ヒューズやケーブル、キャパシターなどの電源類、端子などの接点チューンは
オーディオの世界では基本中の基本。
昔から常識の話です。
車の世界では、まだ馴染みが無いだけに「良いネタ」として扱われているようですね。
レスをROMしていると結構荒れる事もあるようで、それなりに面白かったりします。
とは言っても、次元が低いので参加する気は毛頭ありません。
確かにヒューズの本来の目的とボトルネックによる電気的ロスの低減という話においては、
酷評される理由も一理あるにはあると思われます。
ただ、実際にきちんと試しもしないで自分の想像だけで唯々酷評している輩には、
不快を感じるだけで、その評価には何の意味も持たないし、
それこそ現実を理解しようとしない利己的な考えであり、その思考パターンこそ
オカルティズムそのものであると思えてしまいます。
現代社会においても、目の前の現実から目をそらし、己の殻に閉じこもり、
外界からのコンタクトを拒絶する。
己の置かれた環境を改善するべく努力する訳でもなく、自分から何も行動することなく、
唯々他に対して文句ばかりを言い、自分が傷つくことだけを恐れて、
脳内シミュレーションだけは一人前、しかし選択するのはバーチャルな世界だけ。
現実には「自らは何もしない」
残念ながら、そんな人間が増えている・・・
そのような人が持つ理解というものは、とても狭く、
己の否定的かつ主観的願望に基づく理解に過ぎないのだろうと・・・そう思えてしまいます。
逃すものはあっても、そこからは何も生まれない。
これからも何も変わらない悲しくて寂しい現実がそこにあるだけではないでしょうか。
ありゃ?
なんか、話が違う方向に向いてしまいました。
いつものことですが、気が付けば、本題(ヒューズの話)から反れてしまっているので、
ここで、軌道修正しましょう。
結論から言うと、「効果は有る!」
決してプラシーボ(気のせい)ではない。
ただし、メーカーも注意喚起をしていますが装着する時の方向性が合っていなければ、
本来の性能を発揮できません。
ヒューズに方向性・・・確かに本来そんなものは普通のヒューズにはありません。
でも、このヒューズには明らかに「方向性がある」ようです。
良く「変わらん・・」とか「判らん・・」とかWEBに記事を載せている人を見掛けますが、
DIYで「適当~に」装着した人の感想がそうなります。
有る意味、それが正解です。
本来の性能が出ていないのですから、あたりまえと言えばあたりまえ。
でも、1本1050円するのに勿体無いですね。
取付けが間違っているだけで1本200円程度のヒューズと同じになってしまうなんて・・・
ある意味、贅沢な使い方というべきなんでしょうか?
誤ったDIY施工によって「変わらん」と平然と書いている人達についてですが、
あれだけ執拗に書いてある使用上の注意事項を「よく読まずに?」
または、一応読んでも己の勝手な理解により、「誤って装着」したという
そんな適当~な人の「いいかげんな意見」が氾濫している始末。
目薬(点眼薬)を「飲んで」、効かないと言っているのに等しい内容なので、
端から見ると実に恥ずかしい意見だったりします。
たぶん、こんな人は病院に行って、医者に向かって
「自分は風邪なんで風邪を治す薬を下さい」って平気で言うんだろうなぁって。
ちなみに自分は、Ritzの関係者ではないので、興味のない人に勧めるつもりは一切ないし、
購入するしないは完全な個人の自由であると思っています。
ただ、いい加減な情報により誤解をしている人がいるのであれば、
それを補正する情報も必要かと・・・
はい、その通り、余計なお世話です。
この情報も要は「発信者側のマスターベーション」に変わりはありません。
見る見ない、参考にするしないの選択権は「あなた自身」にあります。
まずはそれを御理解ください。
本件に関わらず、全ての己の行動は自己責任において選択すべきものだと私は考えます。
よく人から勧められたとかでトラブった時に人の所為にする人間がいますが、
勧められて最終的に選択するのは自分自身です。
これは、避けようがない事実。
責任を他人に転化する人間に明るい未来はない・・・
私はそう思います。
現在ブレード型ヒューズの定価は税込で1個1050円。
どんなに製造に手間隙掛けても庶民にとっては十分に高いです。
でも、市販のアーシングやコンデンサーチューンなど、
それこそ、効果が判りにくい「万単位」の買い物と比較すると
十分に選択の余地があると言えるでしょう。
このヒューズは、材質の組み合わせ(積層)により、
どうやら半導体的要素が生じているようです。
方向性やノイズ除去効果があるというのも整流効果によって
得られるのではないかと推測します。
そしてノイズ除去効果と整流効果による迷走電流の削減などが相乗効果として現れる事によって、
車の調子を改善させているのではないかと思われます。
良く「Gヒューズ」や「クライオヒューズ」と混同している人がいるようですが、これらのヒューズは
電気的ロスを減少させる効果はあっても、Ritzと同様なノイズ除去効果は望めないと思われます。
実際比べてみましたが、Gヒューズは正にプラシーボでしたし、クライオはカーステレオに使用して
音質改善は認められましたがそれ以上の効果は特に認められませんでした。
それぞれが、全くの別物と言って良いと思います。
さて、問題の装着についてですが、メーカー側はインストーラによる装着を
「強く推奨」しております。
確かにィ~、いいかげんなユーザーに適当に装着されて「効果なし!」などと言われては
堪ったものではありません。
しかし、適当なショップの怪しげな店員が装着してもらっても大差はないと思われますので、
自分の場合は、DIYにての装着としました。
もちろん自己責任においての装着です。
正体不明の怪しいインストーラよりは、自分の方が確実に信頼できますし、
交換作業もまず間違いなく自分の方が確実で早いでしょう。
実際、ターボタイマー、カーステレオ、EVCなど・・・
スーパー○ート○ックス、や○エロー○ット、○ェームスなどで過去に作業してもらった事がありますが、
車が変わって移設の際、自分で同様の作業をしたところ、依頼で3時間掛かった作業が1時間。
一時間掛かった作業が30分、30分の作業は15分と作業時間も断然早い上に
配線処理や細部の仕上り具合も自分の方が遥かに上という始末。
(当方、ショップの仕事には、費用に見合ったプロの仕上がりを期待します)
まじめに工賃を払うのが馬鹿らしくなってくるほどです。
まあ、ショップに限らず、ディーラの作業なんかもおそらく同じレベルだとは思いますけど・・・
ちなみに、どうしてそんな事を言えるのかというと・・・
北海道では、最高のプロショップが行き着けでした。
そのショップには安心して全てを任せることが出来ました。
もちろん、作業内容、仕上がり、全てが満足できるものです。
工賃を払う価値が十分にあるうえに(内容から考えると安い)
頼まなくてもオーバークオリティとも言えるような
プロのノウハウを惜しみなく注ぎ込んでくれました。
知る人ぞ知る老舗のショップで、札幌の百合ヶ丘にひっそりとあります。
「三共自動車整備」と名前はイケていませんが腕は文句なし、最高です!!
多数のチャンピオンカーを輩出しており、「ツインエンジンカルタス」や「パイクスピーク用4WDのZ」を
製作した店としても知られております。
残念ながら東京では、まだ「さんきょう」に相当するような店は見つかっておりません。
競技車両の製作はもちろんの事、WRC車両を整備したり、 星野一義のチーフメカニックが遊びに来たり、
有名サスペンションメーカーが商品開発の相談に来たりするような本当のプロショップって、
やはり、そう簡単にはないのでしょうね。
さて、交換作業ですが、インストーラーに依頼すると1個あたり300円の工賃が掛かるようですが、
ここは完全自己責任のDIYにて作業します。
たかが300円ですが、10個で3000円です。
時間と費用、どちらを取っても自分でやった方が利口です。
装着済みのヒューズも再確認のため、全て一度はずして方向を確認します。
(※どうやら5Aのヒューズ1個が方向を間違えていた模様)
全部で10個で、効率良く確認を行い時間は40分程度で完了しました。
利益主義のHPなどには、全交換を謳っていたりしますが、個人的には必要な効果を得るのに
全部変える必要など無いと思います。
そりゃー全部変えるのが一番儲かって、余計な判断が不要になるという売り手側のメリットはあるのでしょうが、
消費者側は冗談ではありません。
自分の経験から申しますと、ストライクゾーンを上手に探すことが出来れば
3~5個程度の交換で効果が確実に現れます。
ここで欲を出すとして、ストライク10個もあれば十分だと思われます。
費用対効果を考えると無駄に多ければ良いものとは決して思えません。
なぜなら、一定以上交換すると変化がわかりにくくなるからです。
効果が出るところを探して、対象回路との組合わせを考えるのですが、ストライクゾーンは、
有る程度限定されるのではないかと思われます。
ストライクゾーンの目安としては、まずオーディオの回路。
次にノイズ発生源となるECUなどのコンピュータ制御系の回路。
そして常時電流が流れている回路で負荷の大きい回路やファンやエアコンなどの
モータ関係の回路などを変えてみて変化を確かめます。
変化が少ない場合は「ハズレ」ですので、同容量の別回路で試します。
作業自体は非常に単純で、ヒューズの方向を変えて抜差して、エンジンレスポンスが良い方向が正解となります。
単純に抜差し、エンジン掛け、吹かし、エンジン切の繰返しです。
エンジンを何度も掛けなおすので、作業時は予備バッテリーに繋ぎ変えて作業を行いました。
途中、通り雨が降って作業を10分程中断したので、正味30分程度で作業を終えた事になります。
交換後、妻を助手席に乗せて走ったのですが、プラシーボでない証拠として、
直ぐにエンジン音の変化に妻が気付きました。
以前はしなかった「ヒューン」っていう金属音がするのです。
昔乗っていたVR-4のエンジン「4G63」を思い出します。
当方は、自己責任でDIY施工としましたが、よほど自信がない限り正規の施工をお勧めします。
私は効果が「ある!」としましたが、効果が「ある」・「ない」は
ご自身で確かめてから物を申すようにしましょうね!
少なくても自分で確かめた事の無い人間にとやかく言われる筋合いはないですし、
正しく装着ていない人間もまた同様。
評価する資格も、可否について論ずる資格も無いと言えるでしょう。
所詮は趣味の世界です。
本来、他人に干渉されるものでは無いものだと私は思います。