終わっちゃいましたね~・・今年のラリージャパン。
あ~あ、生で見たかったなぁ~っ。
せっかくの「札幌開催」だというのに・・・
飛行機で2時間もあれば行けるのに・・・
悔しいっす!!
競技の結果やその様子は、その日の晩に
光TVにて放送される番組にてチェックはしていましたが、
帯広開催時に比べるとイマイチ冷めているというか、
煮え切らない感じがしましたね~。
世界には、WRC誘致を切望する国が多々あるというのに
非常にもったいない事だと思います。
特にドームでのSSS・・・がら空きじゃーないですか?
世界のWRCが、ローカルな野球やサッカーに完敗です。
しかも会場の煮え切らない空気・・・
なんなんでしょうか?あれは!?
あの様子を見ると、札幌市民には、もったいないイベント
なのでは?と感じてしまいます。
(そういう私も実は札幌生まれ・・・)
帯広開催の時の方が、帯広を中心に近隣の町々が
協力し合っい、とても良い感じに盛り上げていたように思われます。
・・・まあ、日本でのWRCの歴史はまだ浅く、始まったばかりなので、
今後、他の国に持っていかれることのないよう、WRCファンを
募ると共に、皆で北海道が世界的に誇れるような良いイベントに
育てていく必要があるのではないでしょうか?
(より一層のWRCの布教活動が必要だな?by東京の宣教師)
さて、競技の結果はある意味、予想したくは無かった
「予想通り」の結果に終わりました。
セブ(ローブ)がシリーズチャンピオンを決め、ミッコがジャパン優勝。
もうちょっと最後まで競り合ってジラして欲しかった・・・。
マーカス不在で、ぺターが良いマシンに恵まれない以上、
天才セブの飛ぶ鳥を落とすような勢いを阻止することは
やはり難しいのでしょうね。
ミッコは、毎年とても成長しているので、「一流」から、
マーカス、ぺター、セブの御三家が競い合っていた
「超一流」の土俵に上がれる日は、近いと信じております。
今年のラリージャパン、途中まではわくわくしてTVを
見ていました。
フォードの作戦が効をなしており、ミッコをトップとして、
ラトバラとデュバルの防衛網という布陣。
これが成功すれば、シリーズ最後の方まで
チャンピオンシップが縺れる可能性がありました。
・・・いえ、別にセブが嫌いな訳ではありません。
単純にWRCをより面白くしたい、単純に楽しみたいだけです。
結果は、デュバルがクラッシュ!!
残念ながらコドラが骨折という大怪我をしてしまいました。
(命に別状がなくて良かったです)
ジジ・ガリもそうですが、デュバルも来年のシートが
掛かっているだけにとっても残念な結果となりました。
フォードの作戦は失敗に終わりましたが、
ここで頑張りを魅せたのが、我らがぺター!!!
まだ煮詰まっていない不安定なマシンで猛然とアタック!!
神掛かった走りを魅せてくれました。
ぺター!頑張れ!!!
もう、祈らずにはいられません。
悪天候と路面コンディションに苦戦するセブに迫ります。
こういう時のぺターは、まさしく鬼神の走り!!
ダートをそれなりのスピードで走った事がある人は、
その凄さが手に取るように判ると思います。
セブを抑えれば、3位の表彰台です。
おそらく誰もがぺターの復活を期待したことでしょう。
しかし、今年もぺターのコース上には魔物が潜んでいました。
足回りを大破し、上位から去ることになります。
その後、スーパーラリーにより復活しポイント圏内には
入りましたが、皆が望んだ結果にはなりませんでした。
ぺターは、スバルとの契約があと1年残っていますので、
来年こそは、優勝争いが普通に出来るマシンに乗って
本来のぺターの走りを披露して欲しいものです。
そうそう、当方、現地に見にいけなかったので、
WEBにてラリージャパン情報を色々漁りました。
な、なんと、MARKが尊敬する「マーカス様」が来ていたのですね!
いや~~っ!! 行きたかったぁ~~!!!
ここで、漁った情報より・・・
札幌ドームでのスーパーSS。
・・・まずは、WZeroカー&Zeroカーのバトル。
トップ勢と比較すると、とても遅く感じますが、実は国内の有力選手だったりします。
・・・そう、決して遅くはないのです。
要は、世界のトップレベルが如何に速いかという話です。
聞くところによると「哀川翔」も選手として参戦しているとの事でした。
おそらく、あの辺が一般のやや上級レベル程度でしょうかね?
(実際に生で見ていないので、ちょっとわかりませんが・・・)
これが↓世界最高峰の走りです。 実際に自分の車で走ってみると判りますが、
異常な速さで走っています。 (ふつうの人は、アイドリングで走っているように見えます)
日本語の解説ではありませんが、2008年「ラリージャパン」のハイライト↓です。
ラリーの楽しみ方は、別にお金を払ってステージを見るだけではありません。
前のブログでも述べましたが、「選手との距離が非常に近い」のもラリーの魅力です。
我が家がWRCにハマったきっかけは、キャンプにありました。
開催当時の帯広では、宿のキャパが少なく、選手もクルーも一部の観客も
キャンプで過ごしておりました。
我が家ももちろんキャンプ、朝は選手達と同様にとても早く起きます。
この季節の北海道の朝はとても寒く、辛いもので、装備も重装備が必要です。
選手と共に起き、選手と共に移動し、ステージ及びリエゾンの沿道で応援します。
まさに選手達と共に過ごす3日間。
この一体感は、WRCならではのものです。
非常にハードですが、マラソンや登山にあるような充実感があります。
これは、経験した者にしか味わえない感覚だと思います。
アドレナリンが出ているかどうかは知りませんが、どうやら、
これには一種の習慣性があるようです。
・・・また、来年も・・・となります。
これは、「WRC病」に掛かった者の感覚なので、
万人には、到底勧められませんが、無料で楽しめる「リエゾン」は、
是非お勧めしたいと思います。
(リエゾン: 競技区間へ行く途中の一般道走行のこと)
つまり、リエゾン区間で行きかう選手達を応援するということです。
この動画は、おそらく「リエゾン応援初心者」のものだと思われますが、
楽しむポイントとしては、事前にリエゾンルートをチェックして、
なるべく「共に応援する人が多くいるところ」で、「信号でマシンが止まりそうなところ」を
狙って応援しましょう!!
(ただし、サインゲット目的の人は、人が多すぎても駄目)
一人で応援してもイマイチ盛り上がらないので、なるべく楽しげな場所を
選ぶようにしましょう。(面子により、楽しさが違ってきます)
信号でマシンが停止したら、写真はもちろん場合によっては、
サインや握手も可能です。
これも、一人では恥ずかしくて出来なくても、何人かで勢いで行けば
きっと怖くはありません。
信号のタイミングさえ良ければ、きっと快く、サインがもらえるはずです。
WRCは、元来多彩な楽しみ方がありますので、折角の世界的イベントなので、
各自工夫して、120%楽しむようにしましょう!